2005年09月11日

相互理解 [本(ブック)(32)]

最近の「読みたい本より出会った本を読もうキャンペーン」のもう一冊。最初はどういう内容かと思ったが・・・

日本人対朝鮮人日本人対朝鮮人

ワールドカップの日韓同時開催以降、韓流ドラマを筆頭に韓国のことが、今まで以上に知られるようになり、また北朝鮮の映像も以前の比べものにならないほどたくさん見ることができたり、いろんな情報が入ってくるようになった。

必然的に近いのに『遠い』国のことや、あれだけ交流があり日本人観光客も大挙して訪れる韓国でさえ、一旦『反日』という言葉が出始めるや、一挙に広がる。やはり何か根深いモノがあるんだろうと思っていたが、全然ピンとこない。う〜ん、困った。

そう思っていたときに出会った本。タイトルはなにやら穏やかではないが、内容は穏やかな話題ばかりではないが、穏やかには読める内容。しかし、メディアでいろいろと言われているようなものとはひと味違った、『何か』を感じることができる本である。

これを読むと、「バカの壁」ばかりではないんちゃうかと。著者(永六輔さん辛淑玉さん)のような人たちが、ものの食べ方が違うことを知る、といったレベルから情報を交換することで、『遠い』隣国と、今とは違った(しかし、もっとええ)関係を結んでいける可能性があるんじゃないかと思えた。

ちょっと、「日本人対中国人」というような本も読みたい!!

Posted by nakadaira at 2005年09月11日 22:24
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