2005年03月05日

Operaのカルトな設定(メニュー編) [フリーソフト(25)]

非常に細かいことではあるが、ちょっと調べたらすぐにわかったので、メモしておく。基本的にOperaというブラウザは、ユーザー側でかなり細かいところまでカスタマイズできる。インターフェースとしてカスタマイズできるようにしてあるし、iniファイルなどに関する知識が少しあれば、かなり凝ったところまでカスタマイズできる。この設計思想にも共感してバージョン6の頃から使い続けているのである。またメーラーに関しても日本語ファイル名のファイルを添付した場合にOpera付属のメーラー以外で受信したときに不具合で出る問題が相変わらず解決されていないのが気になるが、ブラウザとの連携が優れていると思うので、やっぱりメーラーも使い続けている。皆さんも使ってみては?しかし、インターネットエクスプローラーからの乗り換えは、やはりこっちがお勧めですかね、ブラウザシェア5%を超えた、Firefox(クリント・イーストウッド主演の映画ではありません・笑)。非常に軽快。

やっと、本題に入る。

現在Beta Testingサイトからダウンロードできる最新版Opera8.0 preview5に対して、http://freett.com/strv/からダウンロードできる日本語言語(lng)ファイル(jp104.lng)を適用したときに、メニューの[ツール]-[Appearance]というAppearanceが日本語化されていない。これを[外観色など]という日本語に変更する方法を以下に述べる。(カルトやなぁ)

[Operaのインストールフォルダー]-[default]にあるstandard_menu.iniというファイルと[Operaのインストールフォルダー]に置くべき上記jp104.lngというファイルを開いてみる。

まず、変更すべき場所を探すために、[ツール]-[Appearance]というメニューの前後のメニューの例えば[ツール]-[クイック設定]や[ツール]-[設定]というキーワード「クイック設定」や「設定」をjp104.lngの中から探す。

3752行目あたりに「162000="クイック設定"」
3769行目あたりに「50394="設定...(F)"」
というのが見つかった。しかし、Appearanceという言葉は見つからないが、5桁と6桁の数字、これが大切。

次に、standard_menu.iniのほうで、上記の数字を検索してみる。

1032行目あたりに「Submenu, 162000, Quick Preferences Menu = Show popup menu, "Quick Preferences Menu"」
1034行目あたりに「Item, "Appearance..." = Customize toolbars, -1」
1035行目あたりに「Item, 50394 = Show preferences, -1」

が見つかった。

素人予想としては、
「Quick Preferences Menu」が「クイック設定」、「Show preferences」が「設定」という訳を当てている。5桁、6桁の数字も合っている。

しかし、「Appearance...」という言葉に、数字が割り当てられていない。これはどういうことなのか。Opera設計者のミスか?わざとか?それは知るよしもないが、ここに、なにかしらの数字を割り当てて、言語ファイルと連携を取れれば、訳を当てることができるかもしれないと思い、やってみた。つまり、

(1)50395という5桁の数字が上記2つのファイルで使われていないことを確認。(使ってない数字であれば何でも大丈夫と思われるが、メニュー上でも上下に配置されている「Show preferences」=「設定」の50394に近い方がわかりやすいだろうという配慮で、50395に決定)
(2)standard_menu.iniの1034行目あたりの"Appearance..."の行をコメントアウト(行頭に「;」を付ける)して、改行して下記を追加する。
;Item, "Appearance..." = Customize toolbars, -1
Item, 50395 = Customize toolbars, -1
(3)jp104.lngの3069行目に
50395="外観色など..."
を挿入する。

以上、「50395」という数字を介して、standard_menu.iniと提要する日本語源吾ファイルjp104.lngを関係づけた。そういうことをしていると思う。思うだけだったが、上記をやってみて、二つのファイルを上書き保存して、Operaを再起動したら、ちゃんと[ツール]-[Appearance]が[ツール]-[外観色など...]と変わっていた。結果論として、上記の考え方は正しかったのかと思う。他に悪影響を及ぼすことはないと思うが、あらゆる使用状態を想定したテストを行っているわけでは、当然ないので、もしこれを参考にする方は、お約束の「自己責任」でお願いします。(ま、だれも参考にはせんだろうが・・・)


参考:Operaの情報といえば、ここ!
Moonstone'S Laboratory
いつもここから


Posted by nakadaira at 2005年03月05日 22:45
トラックバック

このエントリーのトラックバックURL: http://rff.s35.xrea.com/x/mt-tb.cgi/283

コメント
コメントをどうぞ!



Remember personal info?