NHKの「地球大進化」という番組は凄かった。第1集「生命の星 大衝突からの出発」を見たんだが、46億年前に地球ができて以来、最大400キロメートルもの小惑星が最大8回も衝突しているとの説があり、その衝突をコンピュータシミュレーションで見せるところがあった。「地殻津波」が起こり海よりも深いところから地殻(地球の表面)がめくれあがり・・・6000度に達した衝突部分では岩石蒸発(?)と言われる現象が起こり、ほぼ一日で地球の裏側まで火の海になり1ヶ月後には海洋部分が全て蒸発・・・1000年後に雨が降り出し・・・。そんな過酷な「事件」を視覚化して見せてくれた。
そんな映像を見ていて、ちょっと胸がむかむかするような気分の悪さを覚えた。
悲惨な事件やいろんな映像をテレビで目にするが、いままでそんなことはなかった。しかし、今回の「地球大進化」第1集は、カタストロフィーというか、全生物が一瞬にして滅亡するような圧倒的なイメージがそうさせたのか。
しかし、全生物の滅亡ということではなく、地表ではそんな破滅的な出来事が起こっても、地下などに住む生物は生き延びたのではないかと考えられているそうだ。
そして、さらに驚くべき事実も知った。アメリカの「塩湖」の地下、岩盤(岩塩)をくり抜いて作られている核関連物質の廃棄場で採取した、2億年以上も前の塩の結晶中に閉じこめられた、2億年以上の前の海水の中に生物(バクテリアのようなもの)が発見され、さらに驚くべき事に、その生物に栄養を与え続けたら、活動を開始したというのだ。
なんとも、生命の神秘に触れたような気にさせられた。
再放送は2004年4月19日月曜日の深夜24時15分(4月20日火曜日0時15分)から1時間。
Posted by nakadaira at 2004年04月18日 01:02ぐはー。すごすぎます!この番組みたい!
でも第一回の再放送も終わってしまった(T▽T)
第2回は必ずや見ますっっ