日本としては12番目の世界遺産が新たに登録された。名称は「紀伊山地の霊場と参詣道(さんけいみち)」。和歌山・奈良・三重の3県29市町村にわたる地域だとのこと。真言宗の総本山・金剛峰寺もある、高野山(こうやさん)や、桜で有名な奈良県の吉野も含まれている。高野山は機会があれば是非、訪れて欲しい場所。高野山の「奥の院」の独特の雰囲気は行った人にしかわからないかもしれない。歴史上の有名人のお墓も一杯並んでいるような場所。
世界遺産の種類は「自然遺産」「文化遺産」とその二つを兼ね備えた「複合遺産」の三種類があるが、今回は「文化遺産」としての登録。日本では10番目。日本の「自然遺産」は超有名な屋久島と白神山地の二ヶ所だけ。
私の母は和歌山出身、そして大阪から引っ越したのが奈良。なんだか関係のある地域が世界遺産に指定されたことで、とてもうれしい気持ちになっている。登録をきっかけに今まで以上に大勢の人が訪れるだろう。心ない人が自然を壊すようなことをしてしまわないか、心配がないわけではないが、世界遺産に登録されることで、保全などの意識が高まるだろうから、大歓迎の出来事だ。
熊野の方面は行ったことがないので、是非行ってみたい。ゆったりと風を感じながら歩ければいいなぁ。
参考サイト(既出リンクも含む)
UNESCO
UNESCO World Heritage Centre
社団法人日本ユネスコ協会連盟
日本の世界遺産リスト(2003-07現在)
世界遺産の紹介(多分2003-07現在)
World Heritage List
紀伊山地の霊場と参詣道(壁紙のダウンロードもできる)